小説もアニメも両方いいよ『月の影 影の海-十二国記』小野不由美

ファンタジー
この記事は約3分で読めます。

1991年に刊行された小野不由美さんの小説、十二国記シリーズの第一作目です。

正確には「魔性の子』が第一作目になるのですが、少しホラー色が強く他の作品と毛色が違うため、こちらが一作目の方が個人的にはしっくりきます。

実際、後述する新潮社版でも魔性の子は「Episode-0」という形になっています。

十二の国がある中国によく似た雰囲気の異世界に、無理やり連れてこられた少女が生き延び、やがて王となるまでを描いた物語。

この本を知ったのは、NHKでやっていたアニメを見たから。

おそらく再放送だったと思うのですが、一発でハマってしまい当時出ていた小説を一気買いしました。

ちなみに最初は「講談社X文庫ホワイトハート」というラノベ系のレーベルから出ていましたが、2012年に新潮社に移籍したため、内容はほぼ同じなのに買い足してしまいました。(新潮社版の方が少し漢字が多かったりするぐらい)

PR

十二国記の世界

十二国記の世界は中国のような雰囲気の異世界ですが、そこは人が木から生まれ、妖魔が住み人を襲い、一国に一体だけ神獣「麒麟」が存在している不思議な世界。

麒麟は天意に従って王を選び、麒麟に選ばれた王は不老となり国を統治します。

十二人いる王は天意に沿ってそれぞれの国を統治していきますが、中には自分勝手に国を治めてしまう王が出てきます。

そうすると天意が王を見放して、妖魔が出現したり飢饉が起きたりして国が荒れだし、最終的には麒麟が死んでしまいます。

麒麟が死ぬと一心同体である王も死ぬため、また新しく生まれた次の麒麟が新たに王を決めるという仕組みになっています。

主人公が女子高生ですが、まったく萌えない

主人公は中嶋陽子という少しおとなしい女子高生。

普通に日本で暮らしていましたが、突然現れた麒麟「景麒」によって十二国に連れてこさせられてしまいます。

ところが、妖魔の襲撃により景麒とはぐれてしまいます。

行き倒れになっていたところを、ねずみの半獣の楽俊に助けられた陽子は一緒に旅をして景麒を探すことになります。

最近の転生物でもよくありがちな「異世界に飛ばされた女子高生が、いきなりつえーし大活躍でやがて女王になる」みたいなストーリーですが、萌え要素は全く無く、主人公はひたすら戦いと厳しい現実に打ちのめされます。

いきなり言葉が通じたり、取り憑いた妖魔の作用で剣の達人になっていたりとチートの要素はありますが、信じていたものには裏切られ、敵の妖魔に追われボロボロになりつつも徐々に人間的に成長していきます。

アニメの出来がめちゃめちゃ良い

十二国記を知るきっかけにもなったアニメ版ですが、かなり評価も高いです。

私が今まで見てきたアニメ作品の中でも、トップクラスに面白い作品です。

放送が2002年と少し古いアニメではあるのですが、今でもdアニメストアーで見ることができるので、一度見てみてほしいです。

dアニメストア|入会不要の無料作品もあるアニメ見放題サイト!
国内最大級のアニメ見放題サイトdアニメストア。ドコモのケータイ以外も利用可能です。初めての方は初月無料!月額440円(税込)で4,400作品以上のアニメが見放題!

若い世代なら、かなり刺さるんじゃないかなと思います。

おしまい。

¥4,220 (2021/10/16 05:48時点 | Amazon調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました