古き良き昭和の薫りがするエッセイ集『散歩が仕事』早川良一郎

エッセイ
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早川良一郎というエッセイストを知っているでしょうか?

1973年に私家版としての随筆集『A STUDY OF SMOKING』を限定出版すると、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞します。

55歳という遅咲きでデビューし、1991年に72歳で亡くなるまでおよそ15年間に優れたエッセイを数多く残しています。

個人的に大好きなエッセイストなので、紹介したいと思います。

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パイプ愛好家には知られた存在

知る人ぞ知る名エッセイストの早川良一郎ですが、特に一部の人達にはかなり有名な存在です。

それは今や少なくなってしまった喫煙者の中でも、特に絶滅危惧種とも言えるパイプ愛好家です。

早川氏自身パイプ愛好家であり、彼のエッセイの中にはパイプがよく登場します。

今は禁煙をしてしまったのでやめてしまったのですが、かつては私もパイプタバコを愛用していました。

ネットなどでパイプの情報を集めていたときに知ったのが、早川良一郎の存在です。

彼のエッセイ集は「けむりのゆくえ」「むだ話、薬にまさる」と手に入れて愛読していました。

そして最後に手に入れたのが「散歩が仕事」です。

この本は、1982年に出版されたエッセイ集が2014年に文庫化されたもの。

著者が亡くなってから20年以上も経ってから、エッセイ集が文庫化されるなんてかなり珍しいことなんではないでしょうか。

昭和の懐かしい薫りがするエッセイ集

本に収められているのは54篇のエッセイ。

どれも短いエッセイなので、気負わずに読むことが出来ます。

早川さんのエッセイの良さは、なんと言ってもちょっと下ネタをはさみつつもユーモアあふれる文と、昭和の匂いを色濃く感じられるようなのほほんとした雰囲気。

私と同年代以上の昭和生まれには、かなり懐かしく感じられるんではないでしょうか。

自分はまだ「昔は良かった」などとジジくさいことを言う年齢でもないけどね。

禁煙して気づいたこと

以前は私も喫煙していたのですが、とある病気にかかってしまい、やむなく健康のために禁煙することに・・・

そうすると、ちょっと気が付いたことがあります。

ごく一部の人だと思うのですが喫煙者が禁煙すると、なぜかやたらと喫煙者に対して厳しくなるのはなんなんでしょう?

まるで「俺様が禁煙しているのに、どうしてお前らはタバコ吸っていやがるんだ。」などと思っていそう。

ちょっとタバコの匂いがしただけで、発狂したかのように大騒ぎする人を見ると、いろいろ溜まってそうで大変だなと思います。

タバコはストレスの原因という論文があるらしいが、禁煙者のほうがストレス耐性が低すぎな気がするのは私だけ?

いまではどこもかしこも禁煙でタバコを吸う場所にも苦労しているようですが、そんな人には昭和の時代は懐かしいのでしょうか。

おしまい。

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