先日AirPodsProを購入したのですが、それまではJabraのelite75t activeを愛用していました。
ノイズキャンセルで防水機能付き、音質も良い。発売から少し経っていますが、その分値段がこなれていて今でもオススメのイヤホンです。
カナル型のイヤホンって、使っているうちに穴に耳垢が入ったりして、どうしても汚れてしまいますよね。
中にはAirPodsProのようにメッシュが付いているのもありますが、Jabra elite75t activeはメッシュが付いていません。
なので汚れが、どんどん穴の奥に入り込んでしまうんですよね。
細いピンなどで掃除しようと思っても、ハウジングを傷つけたり、余計に汚れが奥に行ってしまいそうです。
そこで思い出したのか、超音波洗浄機。
メガネや万年筆、時計のバンドなどを入れてスイッチオンするだけで、狭い隙間の汚れも落としてくれる優れものです。
電子機器を超音波洗浄機で洗うのもどうかと思いますが、先日AirPodsProを買ったので、最悪壊れるのを覚悟してぶち込んでみようと思います。
使っている超音波洗浄機
私が愛用しているのは、10年ほど前に買った無印良品の超音波洗浄機。
最新の洗浄機と比べると性能は落ちるかもしれませんが、今でもメガネや万年筆の洗浄に活躍しています。
残念ながら無印の超音波洗浄機は、すでに廃盤になってしまっていますのですが、Amazonなどで探せばいろいろ出てきます。
おすすめはシチズンのかなぁ。アマゾンレビューでの評価もなかなか良さそうです。
ちなみに無印の超音波洗浄機は、ツインバードで製造されたみたいですね。
漬けるのは水じゃなくて無水エタノール
elite75t activeは防塵防水性能がIP57あるのですが、もう結構使い込んでいるヘッドホンなので多少は防水性能も落ちているかもしれません。
ということでまずは電子機器の洗浄に使う、無水エタノールにぶち込んで超音波にかけようと思います。
ただし、無水エタノールはプラスチックやゴムを犯すことがあるそうなので、あまり長時間のつけ置きは控えたほうがいいかもしれません。
ただ、最終的にはエタノールとか関係なくなってしまうんですがね…
さっそく洗浄開始
超音波洗浄機に無水エタノールをイヤホンが浸かるぐらい注いで、洗浄を開始します。
時間はとりあえず60秒でやってみようかと思います。
電源を入れると「ブーン」を無水エタノールが振動を開始し、気泡が発生します。
しかし、イヤホンから汚れが浮き出てくるような変化は見られません。
メガネなどを洗浄すると皮脂汚れなどが、モワモワっと浮き出てくるのが見えるんですがちょっと予想外です。
時間を伸ばしてみても結果は同じ。
イヤホンの穴に光を当てて覗き込んでみると、奥の方に汚れがまだ残っています。
ぬるま湯+中性洗剤で再挑戦
仕方がないので洗浄液を「ぬるま湯+中性洗剤」に交換して再挑戦です。
ただ、これもどうも汚れが浮き出しているようには見えません。
よくよく見てみると、イヤホンの穴に泡が付いています。
これって穴の中にまで洗浄液が入り込んでいないんですかねぇ。
歯間ブラシを突っ込んでグリグリさせてみた
こうなったら最終手段です。
歯間ブラシをイヤホンの穴に突っ込んで、超音波を当てながら少しずつ汚れをかき出して掃除してみました。
見た目はかなりきれいになったのですが、中身は大丈夫なんでしょうかね?
1日乾燥させて使ってみた
とりあえず一日ほど乾燥させてみてから使ってみると、いちおう音は出ました。
音も割れているような変な感じもなく、普通に使えそうです。
無水エタノールを使ったので、樹脂パーツが脆くなっていないか心配でしたが、とりあえずは大丈夫そうです。
まとめ
予想では「イヤホンの穴から汚れが浮き出て、きれいになりました〜」ってなると思っていたんですが…
もっと強力な超音波洗浄機なら汚れが落ちたんでしょうか?
ただこれだけ汚れが落ちにくいと、最初から汚れがつかない方法を考えたほうが良さそうです。
思いつくのは、耳垢ガード付きイヤーチップに交換してみることでしょうか。
大切なイヤホンをキレイに永く使うためにも、導入してみてはいかがでしょうか?
おしまい。
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