ブログやツイッター、インスタなどに投稿する写真を撮っている時、なんかパッとしないな〜なんて思うことよくありますよね。
また、メルカリに出品したりするときにも、いまいち写真がきれいに撮れないなーと悩んでいました。
背景がごちゃごちゃしてしまったり、光沢のあるものだと室内灯が反射してしまったり・・・
そこでずーっと欲しいと思っていた、組み立て式の撮影ボックスをようやく買うことに決めました。
撮影ボックスとは?
ボックスのなかに被写体を入れて撮影をすることで、本格的な写真が取れるのが「撮影ボックス」です。
用途やサイズなどによって、さまざまなタイプがあります。
私は主にガジェットや本などの小物を撮影したいので、ボックスも小さな物を選びたいと思います。
候補に上がったのはHAKUBAとSAMTIANの2つのメーカーの商品。
どちらもAmazonで人気になっている撮影ボックスです。
HAKUBAは写真用品で有名なメーカーですが、SAMTIANは初めて聞きます。中国系メーカーなのかな?
HAKUBAとSAMTIANの撮影ボックスを比較してみた
組立後のボックスサイズは、どちらもおよそ40cm角程度で、小物やフィギュアなどを撮影するのに丁度いいサイズです。
それぞれの特徴をまとめると、こんな感じになります。(○△☓は個人的感想です)
メーカー | HAKUBA | SAMTIAN |
サイズ(cm) | 44×43.5×59 | 40x40x40 |
電源 | USB給電 | AC電源 |
照明 | LED[35灯x2] | LED[42灯x2] |
輝度調整 | X | ○(16段階) |
色温度調整 | X | ○(2種類) |
バックスクリーン | 3枚(白・黒・オレンジ) | 6枚(黒・白・青・薄黄・赤・グレー) |
付属品 | 無し | 調光器・デスクトップ三脚など |
タイトル | Amazonで見る | Amazonで見る |
写真を見る限りでは、若干本体サイズは違うものの造りなどは非常によく似ています。
SAMTIANの撮影ボックスには、輝度調整や色温度調整などHAKUBAにはない機能が付いていて、バックスクリーンなどのオプションも充実しています。
まぁ、別に三脚などは持っているので必要ないですけどね。
というか変なオプション付けるぐらいなら安くしてくれ、と思ってしまいます。
しょぼい三脚とかは、いらないです。


私が買ったのはHAKUBAの撮影ボックス
悩んだ末が選んだのは、HAKUBAの撮影ボックス。
単純な機能だけならSAMTIANなんですけどね。輝度も色温度も調整できますので…
決め手となったのは電源がUSBになっており、モバイルバッテリーを繋げば場所を選ばずに設置できること。
ただでさえコンセントの数が少なくてタコ足しまくりなので、これ以上増やしたくないです。
LEDの輝度調整がないのは少し気にはなりましたが、Amazonのレビューを見ているとあまり光量を落として使うこともないだろうと判断しました。
撮影する場所でコンセントがすぐ用意できたり、撮影ボックスを出しっぱなしでも大丈夫であればAC電源の方が良さそうです
あと値段も、HAKUBAの撮影ボックスは割と頻繁にタイムセールをやっており、通常6000円ぐらいなのですがタイムセールだと5000円以下と安く購入することが出来ます。
届いた撮影ボックスを開封してみよう
さっそく届いた撮影ボックスを開封していきます。

広げてみるとこんな感じです。

バックスクリーンも中に入っていました。

ベルクロテープで固定することで、簡単にボックス状に組み上げることが出来ます。
組み上げるとこんな感じ。バックスクリーンはボックスの中に吊り下げれるようになっています。

正面と上面に撮影用の窓が空いています。撮影をしない時は閉じれるようにベルクロテープが付いています。


中のLEDランプはこんな感じで取り付いています。LEDテープが縫い付けられているため取り外すことは出来ないみたいですね。


電源ケーブルの先はUSB-A端子。スイッチなどはないため電源のオン・オフはモバイルバッテリの抜き差しで行います。


やっぱり電源がUSBだと、モバイルバッテリーだけで場所を選ばず使うことができるので非常に便利ですね。
さっそく撮影してみた
最初にモデルになってもらうのは、小野不由美さんのゴーストハンターの文庫本。
撮影はiPhone7で行いました。
撮影ボックスを使用しないとこんな感じですが・・・

ボックスを使って撮影をするとこんな感じで撮影できます。



黒バックが表紙がくっきり見えて、一番良さげに見えます。オレンジや白のバックは少しぼやけて見える気がします。
まぁ、カメラの設定にもよると思いますが、スマホの撮って出しの画像だとこんな感じです。
ミラーレス一眼で撮影するとこんな感じ
モデルはガチャでゲットした、ゆるいキーウィ。
撮影はニコンZ6II、WBオートで露出補正だけ修正してあります。



やっぱり欲しかった輝度調整
さてHAKUBAの撮影ボックスの唯一の懸念点であった輝度調整がないという点ですが、やっぱりあるといいかもといった感じですね。
光沢のあるものを撮影すると、どうしてもLEDが写り込んでしまうので光量を落としたい時があるんですよね。
まぁ、角度を変えるなどの工夫をすればいいだけなんですけど。
どうしても輝度調整が欲しいのであれば、SAMTIANのほうがいいかも知れませんね。
ボックスのサイズについて
今回、文庫本やガチャのフィギュアを撮影してみたのですが、それぐらいの大きさであれば40x40x40cmの撮影ボックスで十分の大きさです。
ガンプラであれば1/144のHGサイズまでなら、このサイズのボックスで撮影してもスミにボックスが映り込んだりしないかな。
MG以上のサイズなら撮影ボックスのサイズをもう1ランク上げた方が、背景が切れずに撮影できるのでいいんじゃないでしょうか。

まとめ
きれいな写真が撮れないなーって時、ついついもっと高いカメラならとか、いいレンズが欲しいって思うところですが、ほんと撮影する環境って大事ですね。
カメラの買い替えとなると数万円の出費は覚悟しないといけませんが、5千円程度で良い感じで撮れるようになったので大満足です。
商品写真やフィギュアを、もっときれいに撮りたいなと感じているなら、撮影ボックスは必須アイテムですよ。
おしまい。


追記−NEEWERからも撮影ボックスが出てるって
三脚や撮影用ライトなどのカメラ用品で最近勢いのある、NEEWERというメーカーからも撮影ボックスが出ているみたいですね。
値段も手頃なので、かなり良いんではないでしょうか。
NEEWERというメーカーを聞いたことがない人も多いかと思いますが、さまざまな媒体のレビューを見ている限り値段の割によくできているという意見が多いようです。
ただ残念なことに、こちらも電源はAC電源みたいですね。
USB電源で輝度調整ができたら最高なんですけどね。
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